
ひとつでも当てはまる方は是非ご参加ください!
●役に立つ救命講習ができているか自信がない
●受講者からの質問にうまく答えられない
●先輩の見よう見まねで講習を行ってきたが、効果的な講習なのか不安
●救命講習にもっと興味を持ってもらいたい(嫌々受講してほしくない)
●信頼される指導者になりたい
●病院や介護施設、保育所、警備会社などの職場で指導的立場になってしまった
●救命講習の効果を上げることにあきらめかけている
●その他、救命法の指導で悩みがある方
G2020時代の救命法指導員とは
蘇生科学が進歩するとともに、世界の様々なところで蘇生法に関する教育が提供されていますが、心停止となった人の救命率は病院内・病院外を問わず最適ではないと、アメリカ心臓協会AHAが発した蘇生教育に関する提言に謳われています。
救命率向上のカギは、教育を提供する指導者の資質向上にあり。G2020ガイドラインや救急蘇生法の指針2020をかんがみ、教授システム学(インストラクショナルデザイン)の基礎を踏まえた効果的な指導の方策と指導者のあり方を考えます。

"現実主義"の救命講習をつくる
救助の現場で障壁となるものの多くは救命処置の手技そのものではなく、状況に応じた判断やコミュニケーション、周りの環境などであり、そららを疑似的に体験するトレーニングの実施が、講習を実効性あるものとします。最近は女性へのAED使用に関する課題等もあり、現場への転移と実効性を重視した教育がさらに重要なものとなっています。
ただただ愛と勇気を論じて行動を促すのではなく、現実主義の実効性ある救命講習へとシフトしてみませんか?

教え方のレシピを使ってみよう
プロの調理師のノウハウを凝縮したレシピを活用すれば、一般の人でも簡単に美味しい料理を作ることができるように、実は「教える」ことにもレシピがあります。「人は自ら学ぶもの」という原則を踏まえ、学びが起きる環境をつくり、効果的な研修とするのが教え方のレシピたる「インストラクショナルデザイン」のねらい。KKD(勘・経験・度胸)ばかりに頼らない体系立てた救命講習を設計し運営することは、学習者・指導者双方にメリットを生み、講習をより魅力的なものとします。

指導者どうしで悩みを解決する
救命法の指導にあたっていると、たくさんの悩みが発生します。この方法でいいんだろうか、この場合はどうしたらいいんだろうか…そんな悩みを他の救命法指導員と共有し、解決策を見出しませんか?
このセミナーは、救命法の指導に何らかの形で携わる方であれば、職種や資格、所属団体などを問わず受講いただけます。自分の普段の活動領域とは違った視点、違ったノウハウで救命法講習を見つめ直すことで、より効果的で魅力ある講習の設計や運営が見てくることでしょう。

救命法指導員スキルアップセミナー
開催日
2022年12月25日(土)
時 間
13時30分から18時30分まで
場 所
東別院会館 2階・207「梓」 【地図】
〒460-0016 名古屋市中区橘2丁目8番45号
地下鉄名城線「東別院駅」から徒歩3分
受講料
税込み3,500円(事前振り込み制)
対象者
1.心肺蘇生法など救命処置の指導にあたる方
(職種や資格、所属団体などは問いません)
2.蘇生教育のあり方などについて学びたい方
※修了証や資格証発行を伴うコースのほか、医療機関や介護施設、保育所、警備会社などで自社社員等に対する教育を行う立場にある方なども受講できます。
主 催
ブレイブハートNAGOYA
予定内容
1.救命法指導員の存在意義って何だろう?
2.救命法の誤解やデマを破壊しよう!
3.指導法のレシピ「教授システム学」に触れてみよう
4.こんなときどうすればいいの?!(ケーススタディなど)
5.実効性ある救命講習をつくる
修了証など
ブレイブハートNAGOYAオリジナル講習のため、資格証や修了証の発行はありません。
キャンセル等について
荒天等による講習中止の場合は、別日への振り替えか、受講料の返金をもって対応させていただきます。この場合、振込費用や交通費、宿泊費の弁済は致しかねます。
特に今後、感染症の拡大等による社会情勢の変化により講習が中止になる可能性がありますことは予めご了承ください。
なお、お客様(受講者)都合によるキャンセルにつきましては、所定のキャンセル料を頂きます。
返金にあたっては、キャンセル料及び手数料1000円を引いた金額を振り込みいたします。
●講習開催日から起算して14日前~7日前まで:受講料の50%
●講習開催日の6日前~前日まで:受講料の80%
●講習開催当日キャンセル及び無連絡不参加:受講料の100%
感染対策の実施について
新型コロナウィルス感染症拡大に伴い、ブレイブハートNAGOYA独自の規定及び会場施設の規定に基づき、皆さまに感染対策の実施をお願いしております。詳細はお申し込み受理後の受講案内メール等に記載しますので、内容をご確認ください。
必要事項を実施・履行頂けない場合、受講をお断りしますのでご了承ください。
参考:同日午前開催『“Security”の視点を踏まえた外傷救護の基礎
』
同日10:30から12:30には、大量殺傷事案における脅威の排除や血液感染対策などを踏まえた外傷救護について考えるオリジナルセミナーを開催します。
学校や保育所、鉄道内での殺傷事件、国家的要人襲撃事件などが昨今発生しているほか、韓国での大規模雑踏事故を踏まえ、プレホスピタル域で活動するレスポンダーの外傷救護スキルの基礎を学ぶことができるセミナーですので、是非あわせてご受講ください。
(同セミナーの詳細は こちら から)