勇気を出して!では動けない…

胸骨圧迫やAED使用のトレーニングを何度も繰り返す…その受講者はそれだけで実際の現場で適切に行動できる救助者になるのでしょうか?

現場で障壁となるのは、マネキンでトレーニングをした部分ではなく、それ以外の部分であることが実は多いもの。講習内でいかに「勇気を出して手を差し伸べて!」と論じたところで、バイスタンダーが一歩踏み出すことができない根本的理由を解決しなければ何の意味もありません。

これを機に現実主義の講習へ転換してみませんか?

人工呼吸は不要…ではない!!

近年、人工呼吸を省略し、胸骨圧迫のみ行う心肺蘇生が急速に普及しましたが、指導にあたる皆さんは

その適用条件を正しく理解していますか?

幼稚園や学童職員、プール監視員などに対する救命講習で「人工呼吸は今は不要になりました!」と説明しているのなら、救命率を逆に下げているかも?
人間が「心停止」に至るメカニズムを理解すれば、安易に人工呼吸不要と言えなくなるはず。人工呼吸を行うべき立場にある人にどんな提言ができるか。

そんな部分も指導者の資質なのかもしれません。

意識があっても電気ショック!?

意識があって会話も可能な人に電気ショックを行った例が日本国内でもあること、ご存知でしょうか?

「AEDは心停止かどうか自動で判断してくれる」

「倒れた人がいたらすぐにAEDも使って!」

このような言葉が救命講習ではよく使われますが、そんな言葉の数々が傷病者や救助者に大きな危険を及ぼしていることを指導者は認識すべきです。
上記事例もAEDに問題があるのではなく、実は使用者の認識に問題があるもの。その使用者を育成する立場にある者として、正しい認識を持ちましょう。

お作法ではない救命講習を創る

心肺蘇生のトレーニングが日々たくさんの場で提供されているが、その割に救命率に向上していない…
このような内容がアメリカ心臓協会AHAの文書にも掲載されました。救命講習の目的とは「開催すること」でもなく、「マネキンでCPRができること」でもなく、「現場で適切に動けること」や「救命率が向上すること」にあります。お作法のごとくマネキンでのトレーニングを繰り返すのではなく、現場で動ける救助者を育成する講習展開のあり方を考え、ひとりでも多くの人を救いませんか?

救命法指導員スキルアップセミナー

開催日:2020年1月4日(土)

時 間:13時00分から17時00分まで

場 所:名古屋市公会堂 第6集会室 【地図

    〒466-0064 名古屋市昭和区鶴舞一丁目1番3号

    JR中央線「鶴舞駅」から徒歩2分/地下鉄鶴舞線「鶴舞駅」4番出口から徒歩2分

受講料:3000円(当日会場でお支払いください)

対象者:心肺蘇生法の指導にあたる立場の方(資格、所属団体等不問)

主 催:ブレイブハートNAGOYA

予定内容

1.救命法指導員の存在意義とは?

2.心肺蘇生法で一番難しい部分って何だろう?
3.生命維持の三要素と心停止のメカニズム
4.なぜこの方法?ガイドライン2015の心肺蘇生

5.万能機器ではない!AEDの限界とは
6.指導法のレシピ「教授システム学」に触れてみよう
7.「フィードバック」と「デブリーフィング」を使い分ける
 

※心肺蘇生法の実技トレーニングはありません。

受講申込
心肺蘇生の指導を行う対象

COPYRIGHT (C) 

BRAVE HEART NAGOYA

ALL RIGHTS RESERVED.