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ターニケットは簡単に使える?

テロ対策を主眼に一部の消防機関等でも訓練が行われるようになったターニケット(軍用止血帯)。

ついにこの春から大手講習団体の市民向け救急法講習にも取り入れられることとなりましたが、市民が容易に使うことができる器具なのでしょうか?

たしかに使用の手技自体は簡単かもしれませんが、「止血帯を使用する」という判断と意思決定、そしてターニケット装着後に起こるできごとへの対応は難しいもの。そこを無視してターニケットを語ることはできません。

出血死のメカニズムを考える

大出血がある場合はすぐ止血が必要ということは誰でも答えられますが、ではなぜ人は大出血で死んでしまうのでしょうか。大出血時に生じる「循環血液量減少性ショック」の病態生理の理解もなく、盲目的にターニケットの使用等にはしれば、傷病者の身体に悪影響を及ぼすこともあります。

この講習では、出血に伴う正しく理解したうえで、傷病者のアセスメントを正確に行い、安全・迅速・効果的な止血を行う方法を考えるとともに、講習の最後にはシミュレーション訓練も行います。

市民がテロ現場で救助を行う?

市民向けターニケット教育でも「テロ対策」が謳われますが、危険な現場で専門装備や技能を有しない市民が救助を行うことは可能なのでしょうか?

市民に限らず公的機関の勤務者であっても、テロ発生時の基本的な対応法を理解している人は少なく、そのような人が通常の救急現場と同じ感覚で救護を行えば、死傷者を増やすことにもなりかねません。

この講習ではテロの手口や現場での注意事項等を踏まえ、現場で実際どこまでの活動が可能なのかを考えます。

血液感染リスクを踏まえた行動

米国では、血液に触れる可能性があるすべての職業に、労働安全衛生局(OSHA)の基準に基づく血液媒介病原体(BBP)講習を受講する義務がありますが、日本ではこのような教育は普及していません。

ターニケットを使用するほどの出血ということは、救助者も相当量の血液に触れることとなり、血液感染防止の考えに基づく行動が不可欠となります。

血液の何が怖いのか、どうしたら感染を防げるか、血液に触れた場合の措置、血液汚染の清掃法などもこの講習では取り扱います。

セキュリティの視点を踏まえた止血法&血液感染対策

開催日:2019年6月14日(金)

時 間:13時00分から17時00分まで

場 所:名古屋市公会堂 第6集会室 【地図

    〒466-0064 名古屋市昭和区鶴舞一丁目1番3号

    JR中央線「鶴舞駅」から徒歩2分/地下鉄鶴舞線「鶴舞駅」4番出口から徒歩2分

受講料:2,000円(当日会場でお支払いください)

対象者:正しい止血法や、血液感染のリスクについて学びたい方(資格、職業等不問)

主 催:ブレイブハートNAGOYA / BLS横浜

予定内容

1.止血法を取り巻く昨今の状勢

2.国際行事を踏まえたテロ発生のリスクとその手法

3.銃テロ及び爆弾テロ発生時の活動と注意事項

4.人が生きるしくみと命を落とす機序

5.血液を介して感染する病気とその対策(血液媒介病原体対策)

6.循環血液量減少性ショックの病態生理とそのファーストエイド(止血法など)

7.ターニケットの使用法とそのリスク

※血液媒介病原体対策は、米国労働安全衛生局OSHAが定める基準に基づく内容を網羅 していますが、資格者証の発行はありません。

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