ひとつでも当てはまる方は是非ご参加ください!
●なぜ胸骨圧迫は5cm押すのかなどの理由を知らない
●受講者からの質問にしっかり答えられない
●先輩から教わったとおりに講習を行ってきたが、内容が合っているのか不安
●信頼される指導者になりたい
●病院や介護施設、保育所、警備会社などの職場で指導的立場になってしまった
●その他、心肺蘇生の指導に不安がある方
「なぜ」を答えられますか?
胸骨圧迫を30回行い…ということは、心肺蘇生法の指導者ならば当然知っていること。でも受講者から「昔は15回だったのになぜ今は30回に?」と聞かれたとき、根拠をもって理由を説明できますか?
手技は知っていても、それが決められた理由はなかなか教わることがないもの…。このセミナーでは、そんな「なぜ」を徹底追求。「なぜ」がわかれば指導の信頼感は高まりますし、受講者が抱く疑問にパッと答えることができれば、受講者の満足感も向上します。
人工呼吸は不要…ではない!!
人工呼吸を省略した胸骨圧迫のみの心肺蘇生が急速に普及し、コロナ禍でさらに加速しましたが、指導者としてその適用条件を理解していますか?
保育所や学校の教職員、子を持つ親向けの救命講習で「人工呼吸は不要です!」ともし説明しているようのでしたら是非このセミナーへ。
救命率向上を目指して開催した講習で指導したことが、逆に救命率低下を引き起こす原因となってはいけません。心停止のメカニズムを踏まえ、最大効果を生み出すことができる心肺蘇生を考えましょう。
そもそも「心停止」て何?
反応と正常な呼吸がなければ心停止…。でもそのメカニズムや態様は決してひとつではありませんし、心臓が規則正しく動いているのに胸骨圧迫を開始するケースも実はあることはご存知でしょうか?
心停止のメカニズムがわかると、「現場で何が必要か」がわかり、指導の質も高まります。
AEDを使った心肺蘇生の練習はいつも「ショックが必要」な状態ばかり。そのような練習だけでは救命率は思うように向上しない…という理由や背景もみえてきます。
G2020時代の救命講習とは?
心肺蘇生を練習できる場は以前に比べ増え、受講者数も年々増えていますが、現場に居合わせた人らによる心肺蘇生の実施や救命率が現状考えられる最適なものかといえば、決してそうではありません。これは、アメリカ心臓協会AHAが発表した蘇生教育に関する提言にも記載されている課題です。
善意で救助を行う一般市民、業務として救助を行う非医療従事者、そして医療従事者等。それぞれの立場で必要なスキルの「幹」を適切にとらえ、正しいこだわりを持って講習を展開したいものです
心肺蘇生の「なぜ?」を考える(オリジナルセミナー)
開催日
2023年2月26日(日)
時 間
13時30分から15時30分まで
場 所
名古屋市公会堂 第6集会室 【地図】
〒466-0064 名古屋市昭和区鶴舞一丁目1番3号
JR中央線「鶴舞駅」から徒歩2分/地下鉄鶴舞線「鶴舞駅」4番出口から徒歩2分
受講料
税込み1,000円(当日会場でお支払いください)
対象者
1.心肺蘇生法の指導にあたる方
(職種や資格、所属団体などは問いません)
2.心肺蘇生法に興味がある方
※修了証や資格証発行を伴うコースのほか、医療機関や介護施設、保育所、警備会社などで自社社員等に対する教育を行う立場にある方なども受講できます。
主 催
ブレイブハートNAGOYA
予定内容
1.心停止とは?
2.反応と呼吸をみるだけでいいの? ~心停止の判断における「なぜ」~
3.なぜ5cm?なぜ30回?心臓が動いていても胸骨圧迫? ~胸骨圧迫の「なぜ」~
4.人工呼吸は不要という安易な指導はやめよう! ~人工呼吸の位置づけと「なぜ」~
5.意識がある人にも電気ショックをしてしまう?! ~AEDの「なぜ」と落とし穴~
6.ガイドライン2020時代の救命講習のあり方
※指導技法のトレーニングや、心肺蘇生法の実技トレーニングはありません。
修了証など
ブレイブハートNAGOYAオリジナル講習のため、資格証や修了証の発行はありません。
キャンセル等について
荒天等による講習中止の場合の交通費や宿泊費などの弁済は致しかねます。
特に今後、感染症の拡大等による社会情勢の変化により講習が中止になる可能性がありますことは予めご了承ください。
感染対策の実施について
新型コロナウィルス感染症拡大に伴い、ブレイブハートNAGOYA独自の規定及び会場施設の規定に基づき、皆さまに感染対策の実施をお願いしております。詳細はお申し込み受理後の受講案内メール等に記載しますので、内容をご確認ください。
必要事項を実施・履行頂けない場合、受講をお断りしますのでご了承ください。
参考:同日午前開催『ハートセイバー血液媒介病原体』コース
同日10:30から12:30には、アメリカ心臓協会AHA公式プログラムである『ハートセイバー血液媒介病原体』コースを開催します。
このコースは米国労働安全衛生局OSHA基準に則った感染対策教育で、血液感染対策を主眼としたものではありますが、その内容は新型コロナウィルス感染症対策にもそのまま流用できるものばかりです。是非あわせてご受講ください。
(同セミナーの詳細は こちら から)