犯罪が多発する社会情勢を踏まえ
昨今、テロリズム、劇場型犯罪、拡大自殺志向者等による大量殺傷事案、そして街中での些細なトラブルを発端とする理不尽な凶悪犯罪は増加の一途を辿っています。一方で、警察官や消防官など公共の安全維持を担う公務員や民間警備サービス従事者、医療従事者、その他カスタマーサービス職種に対する期待や負担も増大しています。
ブレイブハートNAGOYAではそれらの職務に従事する皆様をサポートすべく、専門のインストラクターと共催で本講習を開催します。
カスタマーサービス関係者等にも
本講習の内容は、警察、消防、自衛官、海上保安官などの公安職や各種公務員、民間警備サービス従事者、医療従事者の ほか、企業の防災・危機管理担当者、ホテルや商業施設、交通機関関係職種などのカスタマーサービス職種の皆様、文化・言語の異なる地域で勤務される方などにもおすすめです。
護身術の前段階としての対人衝突回避術について興味をお持ちの方、習得の必要がある方は是非この機会にご受講ください。(本講習は座学のみで構成されており、実技トレーニングはありません)
法執行機関等で活用されるスキル
この講習では、米国などの法執行機関や治安機関等が教育訓練で用いる、実証済みのコンフリクトマネジメント/ストリートサバイバル(対人衝突回避/街中での生存技術)の必須知識・スキルとしての社会・対人心理学、相手との安全な間合い、話術、法執行官の用いる段階的武力行使及び各武力の特性(利点/弱点)、対人衝突時の行動力学、意思決定/対処のプロセス、心理・生理学的反応とそれらを制御・克服する方法やストレスマネジメント、関連諸法規や事例等について紹介します。
専門性ある講習を名古屋で
本講習は、国内外で企業危機管理や要人警護等の業務に従事し、現在は軍・法執行機関・警備業、民間企業等への訓練を提供するインストラクターが担当する、専門性の高い内容となっています。
その特性上、本講習は受講者の職種属性に一定の制約を設けて受講審査を行うほか、受講誓約書及び公的身分証明書の写しの提出に同意頂ける方のみ受講いただけますので、お申し込みいただいても受講できない場合がありますので予めご了承ください。
規定等については下記案内をご覧ください。
コンフリクトマネジメント/ストリー トサバイバル講習
開催日
2024年3月16日(土)
時 間
09時30分から12時30分まで
場 所
名古屋市公会堂 第6集会室 【地図】
〒466-0064 名古屋市昭和区鶴舞一丁目1番3号
JR中央線「鶴舞駅」から徒歩2分/地下鉄鶴舞線「鶴舞駅」4番出口から徒歩2分
受講料
7,000円(事前振り込み制)
受講対象者
その特性上、本講習は受講者の職種属性に一定の制約を設けて受講審査を行うほか、受講誓約書及び公的身分証明書の写しの提出に同意頂ける方のみ受講いただけますので、お申し込みいただいても受講できない場合がありますので予めご了承ください。
● 軍、治安機関、国や自治体等官公庁職員
● 民間警備サービス従事者、企業の危機管理等担当者
● 医療従事者
● 大規模商業施設の管理運営業務等従事者、防災担当者、交通機関関係者
● マスメディア、報道関係者等
● その他、事前審査を受けて主催者から受講を許可された方
受講者の欠格事由(受講できない方)
1.18歳未満の者
2.警備業法(昭和47年法律第107号)第3条第1号から第7号までのいずれかに該当する者として下記に掲げるもの
●破産手続開始の決定を受けて復権を得ない者
●禁錮以上の刑に処せられ、又は警備業法の規定に違反して罰金の刑に処せられ、その執行を終わり、又は執行を受けることがなくなつた日から起算して5年を経過しない者
●最近5年間に、警備業法の規定、警備業法に基づく命令の規定若しくは処分に違反し、又は警備業務に関し他の法令の規定に違反する重大な不正行為で国家公安委員会規則で定めるものをした者
●集団的に、又は常習的に暴力的不法行為その他の罪に当たる違法な行為で国家公安委員会規則で定めるものを行うおそれがあると認めるに足りる相当な理由がある者
●暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第12条若しくは第12条の6の規定による命令又は同法第12条の4第2項の規定による指示を受けた者であつて、当該命令又は指示を受けた日から起算して3年を経過しないもの
●アルコール、麻薬、大麻、あへん又は覚醒剤の中毒者
●心身の障害により警備業務を適正に行うことができない者として国家公安委員会規則で定めるもの
主 催
ブレイブハートNAGOYA
予定内容
● カラーコードと周囲の状況判断
● 個体距離(パーソナルスペース)
● バーバル柔道とアサーティブコミュニケーションスキル
● 会話・交渉時、及び様々な持凶器被疑者との安全な間合い
● 法執行官の用いる段階的武力行使及び各武力の特性(利点/弱点と制約事項)
● 被疑者の分類とその行動
● 対人衝突時の行動力学、ファインモーターVS グロスモータースキル、意識・能力レベルの各段階
● 意思決定/対処のプロセス、OODA ループ
● 対人衝突時の心理・生理学的反応とストレス、ストレスマネジメント
● 関連諸法規、事例紹介
※本講習は座学のみで、実技トレーニングはありません。
修了証など
資格証や修了証の発行はありません。
受講者の誓約事項等(訓練方針及び順守事項)
下記事項は、担当インストラクターが実施する他の専門職向け講習や実技訓練等と共通の項目ですから、座学のみの本講習には一部該当しない部分もございます。
受講者は当日、本事項に係る誓約書の提出を頂きます。
a. 訓練受講に際し、訓練主催者、会場運営者等(文中以下「甲」と記す)の指示に従い、安全に留意して行動することを誓約します。 訓練実施中に受講生(文中以下「乙」と記す)が危険行為を行い、受傷、事故、過失による物品破損が生じ、その他安全管理上危険と甲側が判断する場合訓練を中止し、乙側の退場を求める権限があるものとし、それにより生ずる損害は乙側の負担とし、甲側はその責を負わないことを理解します。
b. 乙側の故意・過失、又は甲側の指示に従わなかった結果、乙側本人及び第三者への受傷、傷害、死亡が生起した場合もその責め及び負担は乙側が負うものとします。 また、乙側の過失により訓練中止及び継続不可能な事態が生起した場合、甲側は乙側に対し損害により生じた費用を請求することを承諾します。
c. 訓練中は甲側より口頭で与えられる指示、訓練開催場所での安全遵守事項を守ります。 また、訓練中は各自が安全に対する責任を持ち、訓練受講生同士でも安全に配慮します。
d. 如何なる訓練にも、自己及び他者に対する潜在的な受傷・死亡の可能性があることを十分理解し、同時に乙自身及び他の訓練受講生の安全に対する責任を負うことについても理解し、受傷の際には直ちに甲側に報告します。 私は甲側に対し、訓練受講を制限する様な自身の現時点、過去、直近の健康状態について予め説明することを誓約します。
e. 訓練中は悪ふざけを行わないことを誓約します。 乙側による悪ふざけ及び安全規約違反があった場合、甲側より直ちに退場を命じられ、その際の受講料の返金も行われないことを承諾します。
f. 私は訓練受講にあたり、現在、如何なる酒類や車の運転・機械操作に支障を及ぼす処方薬等も依存・常用しておらず、訓練受講を妨げる様な、或いは訓練に支障を及ぼす既往症・身体上の制限、欠格事由がないことを誓います。
g. 甲は乙が下記欠格事由に該当していると判明した場合、訓練を中止する権限を有し、その際の受講料の返金も行われないことを乙は理解します。 私は下記の欠格事由に該当していないことを制約いたします:
1)実技訓練、検定、試験等の参加不可能な程度の重度の持病(高血圧、心臓疾患、糖尿等)がある
2)大麻、あへん、覚せい剤、その他違法・脱法薬物の服用歴、常用歴がある
3)精神疾患、てんかん、認知機能の低下等の症状、又は過去の既往歴がある
4)家庭内暴力、ストーカー規制法を含む暴力行為、軽犯罪等による検挙・起訴歴がある
5)上記各事由等により国内外の軍・法執行機関より不名誉除隊処分、懲戒解雇された履歴がある
※根拠法令: 日本国改正銃刀法、アメリカ合衆国1968年改正銃器規制法
h. 私は、自己の意思、或いは職場の要請により本訓練を受講し、この訓練を受講することにより生じ得る肉体的精神的な受傷の責任を甲側、他の受講生、その他如何なる団体に対しても訴訟の対象としません。
i. 私は暴力団、犯罪組織、テロ組織、極右・極左組織、特定集団至上主義組織、その他非合法活動を行う結社等の構成員・個人、支持・賛同者でないことを誓約します。 また、本訓練で習得した内容は合法的な正当防衛や緊急避難、職務上の訓練にのみ応用し、犯罪やテロ行為等に悪用しないことを誓約します。
j. 訓練により得た知識・技術、映像、個人情報の取扱い、著作・編集権、ウェブアップロード等の権限は甲側に帰属し、乙側がこれらを私的用途以外で公開する場合は事前に甲側と協議調整のうえで実施します。(但し、甲側より予め許可を受けて撮影する場合はこの限りではない。)
訓練受講申込に際し、乙側は本誓約書を熟読、理解し、署名のうえ公的身分証(パスポート/都道府県公安委員会運転免許証の裏表面等のいずれか)のコピーを添付のうえ甲側に提出します。
甲側は日本国個人情報保護法及び合衆国法典個人情報保護法を尊重し、乙側の個人情報について細心の注意を払い、連絡及び書類の送付以外の目的に使用しない。 但し、訓練受講申込後に乙が上記に述べる様な団体の構成員・個人であることが発覚した場合、日米両国の司法機関に対して捜査目的での個人情報の提供を行うことがある。
キャンセル等について
荒天等による講習中止の場合は、別日への振り替えか、受講料の返金をもって対応させていただきます。この場合、振込費用や交通費、宿泊費の弁済は致しかねます。
なお、お客様(受講者)都合によるキャンセルにつきましては、所定のキャンセル料を頂きます。
返金にあたっては、下記キャンセル料及びキャンセル手数料1000円を引いた金額を振り込みいたします。
●コース開催日から起算して30日前~15日前まで:2000円
●コース開催日から起算して14日前~7日前まで:受講料の50%
●コース開催日の6日前~前日まで:受講料の80%
●コース開催当日キャンセル及び無連絡不参加:受講料の100%
講習会場での撮影等について
保安上、講習内容の撮影(静止画・動画ともに)、録音、ウェブアップロード等は、担当インストラクターが許可した場合を除き禁止です。
感染対策の実施について
新型コロナウィルス感染症拡大に伴い、ブレイブハートNAGOYA独自の規定及び会場施設の規定に基づき、皆さまに感染対策の実施をお願いしております。詳細はお申し込み受理後の受講案内メール等に記載しますので、内容をご確認ください。
必要事項を実施・履行頂けない場合、受講をお断りしますのでご了承ください。
参考:同日午後開催の講習(是非あわせてご受講ください)
13:30~20:30『BLSプロバイダーコース 病院外シナリオver』
看護師や救急救命士、ライフセーバーなど、救命のプロとしての質の高いBLS(Basic Life Support=心肺蘇生や窒息の解除等)を習得することができる、日本唯一の医療者レベルの心肺蘇生法国際資格を取得できる、アメリカ心臓協会AHAの公式コースです。
この日はプレホスピタル域で活動する職業人向けの展開でお送りするバージョン。同コースを提供する講習提供者は数多くありますが、ブレイブハートNAGOYAは行動上の根拠となる蘇生学上の「なぜ?」や、現場実務への転移を見越した実践的トレーニングをお届けします。
(詳細は こちら から)