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「なぜ」を答えられますか?

胸骨圧迫を30回行い…ということは、心肺蘇生法の指導者ならば当然知っていること。でも受講者から「昔は15回だったのになぜ今は30回に?」と聞かれたとき、根拠をもって理由を説明できますか?

手技は知っていても、それが決められた理由はなかなか教わることがないもの…。このセミナーでは、そんな「なぜ」を徹底追求。「なぜ」がわかれば指導の信頼感は高まりますし、受講者が抱く疑問にパッと答えることができれば、受講者の満足感も向上します。

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人工呼吸は不要…ではない!!

近年、人工呼吸を省略し、胸骨圧迫のみ行う心肺蘇生が急速に普及しましたが、指導にあたる皆さんは

その摘要条件を理解していますでしょうか?

幼稚園や学童の職員に対する救命講習で「人工呼吸は今は不要になりました!」と説明しているのでしたら、是非このセミナーへ!

​救命率向上を目指して開催した講習で指導したことが、逆に救命率低下を引き起こすようではいけません。心停止のメカニズムを踏まえ、最大効果を生み出す心肺蘇生を考えましょう。

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そもそも「心停止」って?

反応と正常な呼吸がなければ心停止…。でも「心停止」とはいったいどんな状態なのでしょうか?

心臓の動きが停まった…という状態だけではありません。心臓が動いていても「心停止」と定義される状態はいろいろあるんです。

心停止のメカニズムがわかると、「現場で何が必要か」も見えてきます。AEDを使った心肺蘇生の練習はいつも「ショックが必要」な状態ばかり。そのような練習だけでは救命率は思うように向上しない…という理由や背景もきっと見えてくるでしょう。

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これからの時代の救命講習とは

心肺蘇生を練習できる場は以前に比べ増え、受講者数も年々増えていますが、現場に居合わせた人らによる心肺蘇生の実施や救命率が現状考えられる最適なものかといえば、決してそうではありません。これは、アメリカ心臓協会AHAが発表した文書にも記載されている課題です。

善意で救助を行う一般市民、業務として救助を行う非医療従事者、そして医療従事者等。それぞれの立場で必要なスキルの「幹」を適切にとらえ、正しいこだわりを持って講習を展開したいものです。

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心肺蘇生の「なぜ?」を考える

開催日

2020年9月5日(土)

 

時 間

18時30分から20時30分まで

 

場 所

名古屋市公会堂 第6集会室 【地図

〒466-0064 名古屋市昭和区鶴舞一丁目1番3号

JR中央線「鶴舞駅」から徒歩2分/地下鉄鶴舞線「鶴舞駅」4番出口から徒歩2分

 

受講料

1,000円(当日会場でお支払いください)

 

対象者

・心肺蘇生法の指導者(資格、所属団体等不問)

・心肺蘇生法に興味がある方

 

主 催

ブレイブハートNAGOYA

予定内容

1.心停止とは?

2.反応と呼吸をみるだけでいいの?~心停止の判断における「なぜ」~

3.なぜ5cm?なぜ30回?ただ押すだけではダメ?~胸骨圧迫における「なぜ」~

4.人工呼吸がないと救えない心停止もある?~人工呼吸の位置づけと「なぜ」~

5.心臓が停まったら電気ショック?AED使用の「なぜ」

6.これからの時代の救命講習のあり方

※指導技法のトレーニングや、心肺蘇生法の実技トレーニングはありません。

資料等

資料の配布は予定しておりません。

筆記用具やノートなどは各自でお持ちください。

資格証など

​ブレイブハートNAGOYAオリジナル講習のため、資格証や修了証の発行はありません。

講習の中止等について

最少催行人数に達しない場合のほか、荒天等により講習開催が危険であると判断した場合、感染症の拡大等による社会情勢の変化などにより講習を中止する可能性がありますので、予めご了承ください。

​講習中止の場合の交通費や宿泊費などの弁済は致しかねます。

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