
一般的な救命講習では子どもの命は救えないかも…
心臓突然死防止に力点が置かれ、子どもを救うための蘇生法教育はどこか置き去りになってしまった近年の日本。
「子どもは大人が小さくなっただけではない!!」をテーマに、保育士や幼稚園教諭、学校教職員など、子どもの生命・身体を守る職業人向けの小児一次救命処置(PBLS:Pediatric Basic Life Support)特化型救命講習を開催します。
呼吸トラブルによる心停止が圧倒的に多い子どもの心停止対応に欠かせない人工呼吸の練習ももちろんアリ。ポケットマスクやバッグマスクなど一般的な救命講習では取り上げない人工呼吸デバイスの実技練習ができる貴重な機会であるほか、子どもの救命の連鎖で最も重要といえる「心停止の予防」について考えます。
人工呼吸は不要…ではない!!
人工呼吸を省略し胸骨圧迫のみ行う心肺蘇生はあくまで「心臓突然死の防止」を主眼にしたもの。呼吸の不良が原因で心停止に至るケースが圧倒的に多い子ども(=血中に酸素が残ってない)は、人工呼吸なくして救命することが非常に難しいものです。
(こちらのブログ記事もあわせてご覧ください)
我が国の最新版蘇生ガイドライン(G2025)や救急蘇生法の指針では人工呼吸の重要性を今まで以上に強調し、教職員や保育職などに対し技能習得を強く求めていることをご存知でしょうか?

生命・身体を預かる立場として
子どもの生命・身体を預かる職業人は、その職務上の責任において、子どもの身に緊急事態が発生した際には一般市民以上の対応が求められます。消防機関で開催されている救命講習等は一般市民に対し救命処置等を「普及啓発」するためのものであり「職業訓練」としての研修設計にはなっていません。
ポケットマスクやバッグマスクを用いた人工呼吸トレーニング、AEDが「ショック不要」の際の対応、エピペン使用の前後、心停止の予防など、本気で子どもを救うスキルを身につけませんか。

職業人による救護とその責任
埼玉の幼稚園で2016年に起きた4歳児のソーセージ窒息事故では、適切な窒息解除ができなかった(児の反応がなくなったのに背部叩打を続けた)職員らの責任が問われ550万円の賠償命令に至りました。
救護に伴う責任が問われないのはあくまで「善意で救護を行う一般市民」について。保育園や幼稚園、学校等における職務の範ちゅうで子どもを救うべき職業人は決して無責任ではありません。いざというとき適切な行動ができるようにする…そのためには日頃からの訓練と体制づくりが欠かせません。

何を・何から・どのレベルで守る?
組織における有害事象への対策でまず考えるべきことは【何を・何から・どのレベルで守るのか】です。この評価を誤ると、実効性のない安全対策しか考えられません。傷病者対応に関し、組織として何を守るのか。傷病者たる子どもの命と人生はもちろん、その家族の人生、組織の従業員等の人生、風評や株価、将来のビジネス上の利益などが大きく影響します。そのため、医学的視点のみならず、リスクマネジメントやコーポレートガバナンスなどの視点と知識が必要となります。

子どもを本気で守りたい職業人のための小児一次救命処置(PBLS)と体制づくり
開催日時
2026年11月23日(月・祝)
10時00分から18時00分まで
場所
岡谷鋼機名古屋公会堂(名古屋市公会堂) 第6集会室 【地図】
〒466-0064 名古屋市昭和区鶴舞一丁目1番3号
JR中央線「鶴舞駅」から徒歩2分/地下鉄鶴舞線「鶴舞駅」4番出口から徒歩2分
受講料
7,000円(事前振込制)
対象者
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保育士、教職員、学童職員等
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養護教諭
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保育園等で勤務する看護師
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子どもが多く出入りする施設の従業員やスポーツ指導者など
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その他当該分野に興味がある方(救命法指導者など)
※業務として子どもの生命・身体を守る責任がある立場の方を対象として内容を構成します。我が子や身内の子どもを救うことを主眼とした講習ではありませんのでご注意ください。
主催
ブレイブハートNAGOYA
予定内容
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大人と子どもの心停止の違い
・心停止に至るメカニズムの違い
・心停止の原因別の最適な救助法
・心停止の予防(ABCDEアプローチ) -
救護の前提(血液感染対策など)
・感染防止手袋の使用と着脱・処分法
・血液等に曝露したときの対応
・血液等が付着した部分の清掃、現場の安全確保 -
子どものための心肺蘇生や窒息解除
・小児(1歳~思春期)と乳児(1歳未満)の心肺蘇生法アップデート
・AEDが「ショック不要」と判断したときの対応
・小児の窒息解除とその落とし穴
・乳児の窒息解除手技のアップデート -
人工呼吸
・ポケットマスクの使用
・バッグマスクの使用とチーム連携 -
エピペン®が必要な傷病者の対応
・アナフィラキシーの理解
・注射をした後に必要なこと -
子どもの命を守るための体制づくり
・多職種の連携
・資機材の整備と管理
・SOP(標準作業手順書)とERP(緊急対応手順書)
※保育所や学校などプレホスピタル域で勤務する非医療職レスポンダー(保育士や教職員など)や保育園看護師等を主眼とした内容です。
定員
8名
修了証など
ブレイブハートNAGOYAオリジナル講習のため、資格証や修了証の発行はありません。
キャンセル等について
最小催行人数に達しなかった場合や、荒天等による講習中止の場合は、別日への振り替えか、受講料の返金をもって対応させていただきます。
この場合、振込費用や交通費、宿泊費の弁済は対応致しかねます。
お客様(受講者)都合によるキャンセルにつきましては、所定のキャンセル料を頂きます。
返金にあたっては、キャンセル料及び手数料1000円を引いた金額を振り込みいたします。
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講習開催日から起算して30日前~15日前まで:2000円
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講習開催日から起算して14日前~7日前まで:受講料の50%
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講習開催日の6日前~前日まで:受講料の80%
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講習開催当日キャンセル及び無連絡不参加:受講料の100%
申込等に使用するメールアドレスについて
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申し込みから受講までに数回メールをお送りしますので、メール到着が都度確認できるアドレスをお使いください。講習によってはPDF形式の資料等をお送りする場合がありますので、PDFファイルが受信できるメールアドレス使用を必須とします。
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gmailなどはフィルターが強く、ブレイブハートNAGOYAからの案内メール類が迷惑メールフォルダに自動振り分けされているケースが散見されます。お申し込み後、3日を過ぎてもブレイブハートNAGOYAからのメールが届いていない場合は、一度迷惑メールフォルダなどをご確認ください。
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開催日前日等に連絡事項をお伝えする場合もありますので、お手元のスマートフォン等で都度メールを閲覧できるアドレスをお使いください。職場のデバイスなどでしか閲覧できないアドレスの仕様はご遠慮ください。
また、複数名で共用しているアドレスを使用すると、受講者様本人がメール到着に気づかず案内を見落とす可能性が高いため、必ず個人で使用できるメールアドレスを使用してください。
