ブレイブハートNAGOYA2023年11月10日8 分0032 「市民」が行う心肺蘇生でも責任を問われることがある?! - 救助者の立場とその責任を考える -我が国の救急蘇生ガイドラインや、ガイドラインを踏まえた実務指針たる「救急蘇生法の指針」は、「医療従事者用」と「市民用」の2つが発行されていますが、救助者の立場がこの2つだけだと思っていると、自身や受講者をトラブルに巻き込むばかりか、救命率を下げることにも繋がってしまいます。
ブレイブハートNAGOYA2021年5月18日7 分0028 AHA-BLSプロバイダーコースは「高い」のか?アメリカ心臓協会AHAの「BLSプロバイダー」は、一次救命処置に関し世界で最も知られた医療従事者レベルBLS技術認定証。しかしSNS等では「受講料が高い割に内容が薄い!」といった意見があがることもしばしば。 BLSプロバイダーコースを受講する意義はどこまであるのでしょうか?
ブレイブハートNAGOYA2021年2月6日6 分0026 見るから"観る"へ・そして認識へ - 観察力を磨く -救命講習を受講した方から「講習を受けてから傷病者に遭遇することが増えた」といった話をしばしば伺います。 お祓いを受けた方がいいかなと冗談を仰る方もいらっしゃいますが、この大きな理由は「傷病者がいることに気付くようになった」というものではないでしょうか。...
ブレイブハートNAGOYA2020年10月27日6 分0024 傷病者の評価法の基礎(セミナー『生命危機を見逃さない傷病者対応』事前学習サポート記事03)前回、「酸素の流れに沿って傷病者をみる」ことが効率的・効果的である旨を説明しました。なんとなく傷病者を観察するのではなく、「ここをこう観る!」と、傷病者評価のプロセスを意図的に実施することで、根拠ある判断や緊急度の判定に繋がります。